灰谷歩 一日目

muumuu coffee 灰谷 歩

北斎「お前さんは、どんな活動をしているのかな ?」          むー「コーヒーとけん玉屋」               北斎「墨田区に越して来る前はどのような暮らしをしてたのかい」     むー「ずっとバンドをやっていた。今も辞めてないけど、活動も出来てない。約十年前にオーストラリアのメルボルンにワーキングホリデーに行った。そこでも音楽活動もしていたが、おいしいコーヒーと現地の働き方を見て、コーヒーを仕事としたいと思ったのもこの頃かもしれない。」                   北斎「ここで暮らしてみて不便に思ったことはあるかい?」     むー「冬は寒い。夏は暑い。長屋などは壁一枚で隔てられているので音問題も少し。レコーディングはしづらい。」                   北斎「隣人との関係はどんな感じかな?」     むー「顔を毎日合わせる人たちと挨拶や話するような関係。ご飯などの時間も共有する。挨拶だけでも気持ちが良くなるので、良いことだと思う。」                    北斎「隣人とのエピソードがあれば教えてくれ」     むー「普段通り過ぎている人たちでも見てくれているようで、お店を一年以上かけて作った時に、時々通っていた大工の棟梁さんが「やってるね」「よく出来たね」と言葉をかけてもらえたこと。」                    北斎「引っ越しにまつわる何か面白い話を聞かせてくれないかな?」      むー「オーストラリアで、友達のライヴのゲストとして少し演奏した際、たまたま見てた男女のカップルが嬉しい感想をくれて、彼らと話をしてみいたら、彼らはその日の昼に内見したシェアハウスのオーナーの友達だった。それでそこに住むことに決めた。その後、ボランティアで働いていた同じ農園で違うタイミングで働いていたことを知った。驚きを越して不安にもなった。」                   北斎「日々の暮らしの中で起きた何か面白い話を聞かせてくれないかな?」     むー「お店でけん玉を買ってくれたオーストラリア人と偶然にメルボルンの公園で見つけられたことw 香港のバーでけん玉をしていたら、めちゃけん玉上手い女の子と出会い、その子経由で香港でたくさんのけん玉友達が出来て、彼らにマカオに連れて行ってもらい、星付きレストランの食事を奢ってもらったことw 台湾人アーティストがすぐ近くで1週間滞在中、仲良くなり、京島界隈40人以上で台南に会いに行った事。出会った人たちと他の土地で偶然出会えること。」                   北斎「家族にとって、ここはどういう場所だい?」     むー「ここで家族と暮らしていないからわからないけれど、埼玉の実家と比べると良くも悪くも隣人との距離が近いので、そこが楽しめる場合は、より良い町と感じれるのかな、と思う」                    北斎「暮らしで一番大事なものは何かな?」     むー「働いている時とそうでない時の境目が曖昧で、無駄なストレスなく日々充実してて、そんな日常の、みんなとの時間と自分の時間を大切にしたい。予測できない日も求めている。」

今日の質問のテーマ「引っ越してきたあなたと暮らしについて」

 

配信者が住んでいる地域

配信を見て感想があればコメントにお願い致します。