灰谷歩　三日目

三日目「これからの長屋生活にむけて思うこと」　　　　　北斎「どこかこれからも手を入れたいと考えている所はあるかな？」　　　　　　　　むー「ものを減らして綺麗に出来るように収納スペースなど考えたい。見えないとこになるからあんまり頑張らないと思うけど。後はお店の外もきれいにしたいなー。それはちょっと思いついてきてる。」　　　　　　　　　　　　　　　　　北斎「隣人とこれからどうなっていくと良いと思うかい？」　　　　　　　むー「人それぞれ違うのでいろいろな付き合い方が必要なんだと思う。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北斎「古い家／長屋に未来はあると思うかね？」　　　　　　　　むー「未来はあると思う。どう転ぶかはわからないけど、何かが全てではないから、バランスだと思う。古いものも大事にしたいし、新しいものも受け入れてアップデートして行くことにも価値はあると思うから。結局は面白ければ僕はなんでも良い。」　　　　　　　　　　　　　　　　　北斎「街と暮らしはどうなっていくと思うかい？」　　　　　むー「どうなって行くかはわからない。コロナもあるし。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北斎「疫病（コロナ）でこれからの暮らしは変わりそうかな？」　　　　　むー「すでに変わっていると思う。その時々を大切にしないとやりたいこともできなくなるかもしれない。と言いつつ朝起きれない。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北斎「今、これからの長屋生活にむけて思うことはあるかい？」　　　　　　　　　　　　　　　　むー「長屋にもまだ手を入れれば安全に心地よく面白く使えるのもあれば、本当に厳しいところもあるだろうし、ほんといろいろ。何度も言うけど面白くなればハコは問わない。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北斎「新築で長屋を作るとしたら？」　　　　むー「僕の思う長屋のいいところは、昔の構造で、古くて、手のかかる物件のため、お金も手間もかかり、そのままだと価値がなく見えるけど、比較的安く借りれて改装を自由に出来て自分のスペースを持って何かやりたいという人が移って来れる可能性があるところ、だと思ってるので、今は新築の長屋に対して大きなメリットを感じていない。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北斎「今、北斎さんに、描いてほしいものは？」　　　　　むー「正直言うと北斎のことをよく知らないのでw特にリクエストはないけれど、北斎さんが想ったものを好きに描いて欲しい。強いて言うなら僕らのいる京島の風景かなーー」