奥村直樹 一日目

アーティスト 奥村直樹

北斎「お前さんは、どんな活動をしているのかな?」     デザイン、3D、映像などの制作をしています。仕事募集してます。正社員として仕事をしながら近所の仕事や手伝いなどフリーの制作も行っています。                    北斎「墨田区に越して来る前はどのような暮らしをしてたのかい」     東京都中央区で三階建てのボロボロの廃墟に住んでました。当時はアーティストとして活動していて、家で展示をしたりイベントを開いたりしていました。5年前に地上げで立ち退きになり、墨田区の「あをば荘」というスペースに一旦滞在制作という形で移り、その流れで墨田区に住み始めました。                    北斎「ここで暮らしてみて不便に思ったことはあるかい?」     天井を抜いたのと隙間が多いせいでめちゃくちゃ寒くて暑いです。冬は家の中でコートを着ています。今年の夏はエアコンを入れたので快適でした。ネズミや虫が結構出入りするので、食べ物は基本的に冷蔵庫にしまってます。猫も出入りします。                    北斎「隣人との関係はどんな感じかな?」     仲よしです。家の前で立ち話することもよくあります。最近「電気湯」という近くの銭湯の番頭をしているのですが、隣の家の人が電気湯の常連ということが分かり、番台でも話すようになりました。                    北斎「隣人とのエピソードがあれば教えてくれ」     目の前の家が大工さんの家なのですが、改装中に木材をいろいろくれました。レコードプレーヤーや家電などももらいました。                    北斎「引っ越しにまつわる何か面白い話を聞かせてくれないかな?」      物件情報を初めて聞いて一週間後には友人と一緒に契約完了していたというスピード契約でした。なので屋号は「spiid(スピード)」になりました。友人は現在は会社の登記と倉庫としてこの家を使っています。                    北斎「日々の暮らしの中で起きた何か面白い話を聞かせてくれないかな?」     ネズミと目が合います。かわいいです。猫が頻繁に出入りする時期はネズミはいなくなります。知らない人がいきなり玄関を開けて訪ねてくることもたまにあります。                    北斎「暮らしで一番大事なものは何かな?」     雑に生活できること。必要な時に必要な棚を作ったり、不必要な壁を壊したりして、自分のライフスタイルに合わせて家を改造しています。家の仕様や間取りに合わせて自分の生活の流れを作るのではなく、自分の生活に家を合わせていきます。よくあるアパートなどではなかなかできないことだなと思います。 

今日の質問のテーマ「引っ越してきたあなたと暮らしについて」

 

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